体脂肪を減らす除脂肪食:PFCバランスでリバウンド知らずのダイエット

体脂肪を減らし、リバウンドしないダイエット法を知りたいですか?本記事では、PFCバランスや除脂肪食の基本原則、続けやすい食事法を詳しく解説します。無理なく健康的に理想の体を目指しましょう。

体脂肪を減らすための基礎知識

PFCバランスについての解説

まず、ダイエットにおいて重要なのは、PFCバランスです。
除脂肪食では『PFCバランス』を考えた食事が欠かせません。Pはプロテイン=タンパク質、Fはファット=脂質、Cはカーボ=炭水化物、つまり三大栄養素をバランスよく摂ることを示しています。

特に脂質は太りやすい栄養素ですが、完全に排除するのではなく、適切なバランスを保つことが大切です。脂質の取り方を工夫することで、健康的に体脂肪を減らすことが可能です。特に除脂肪食ダイエットでは、F=脂質を段階的に減らし、その分P=タンパク質を増やすことを目指します。

P: プロテイン(タンパク質)

プロテインは筋肉の構成要素であり、細胞の修復や再生に不可欠です。また、満腹感を促進し、食事後の血糖値の急上昇を抑える効果もあります。良質なタンパク質源としては、鶏肉、豆類、魚介類、乳製品などがあります。

• 1gのプロテイン: 約4キロカロリー(kcal)

F: ファット(脂質)

脂質はエネルギー源として重要ですが、飽和脂肪酸やトランス脂肪酸などの悪い脂質は控える必要があります。一方で、必須脂肪酸(オメガ3やオメガ6)やモノ不飽和脂肪酸は心血管の健康維持に役立ちます。良質な脂肪源としては、アボカド、ナッツ類、オリーブオイルが挙げられます。

• 1gの脂質: 約9キロカロリー(kcal)

C: カーボハイドレート(炭水化物)

炭水化物は身体の主要なエネルギー源ですが、種類によって血糖値の上昇度合いが異なります。低GI(糖質指数)の食品を選ぶことで、血糖値の急激な上昇を防ぎ、持続可能なエネルギー供給を実現します。良質な炭水化物源としては、全粒穀物、野菜、果物が推奨されます。

• 1gの炭水化物: 約4キロカロリー(kcal)

自分の適切な摂取カロリーを常に把握

1日の摂取カロリーは除脂肪体重×40で計算します。体重から体脂肪を引いた数字が除脂肪体重です。

(例)体重53kg 体脂肪率17%の場合、除脂肪体重は53-(53 × 0.17)=44kg。摂取カロリーの目安は除脂肪体重の40倍だから、除脂肪体重44kg × 40倍=1760キロカロリー。この人の場合は1日の摂取カロリーを1760キロカロリーでキープします。

除脂肪食について

除脂肪食の基本原則

除脂肪食とは、筋肉を維持しながら体脂肪を減らすことを目指した食事法です。主にボディビルダーやフィットネス愛好者が取り入れている方法で、以下のポイントが重要です:

PFCバランスの調整

タンパク質を20g以上摂る。脂質は10gまでしか摂らない。炭水化物は摂取カロリーの55~65%に調整します。

エネルギー摂取のタイミング

エネルギーとなる糖質を含む食事は、トレーニングの1~2時間前がベストです。

スーパー大麦の活用

スーパー大麦が除脂肪ダイエットのマスト食材です!
食物繊維の摂取量を増やすことが重要です。除脂肪食の第一歩は食物繊維を増やすこと。食物繊維は特に食前に摂ることで血糖値や食欲をコントロールしてくれますし、余分な体脂肪がつくのを抑えてくれます。また、便秘改善や腸内環境の改善にも有効です。

おすすめは食物繊維の含有量が多いスーパー大麦。ゆでたスーパー大麦を食前によく噛んで食べると満足感も増しますし、血糖値も上がりにくくなります。主食を雑穀米や玄米に変えたり、豆類、野菜、きのこ、乾燥類をたっぷり入れたみそ汁を食事にプラスするのも、手軽にできる食物繊維量を増やす方法のひとつです。

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脂質の質

そもそもなぜ脂質を減らすのかというと、タンパク質や炭水化物と比べてカロリーが倍以上あり、エネルギーとして使いきれず体脂肪として蓄積されやすいから。さらに、最も体脂肪として蓄積されやすい性質を持つ栄養素だから。

脂質を減らすというと、「茹でた鶏胸肉しか食べない」というストイックな手段を取り入れがちですが、脂質は食事の満足度や腹持ちにも関係するので、極端な制限は心にも体にもストレスになるし、ダイエットが失敗する原因にもなりかねません。
だからこそ「段階的に」減らすことが重要。
まずは調味料や調理法を見直すことから始めます。

マヨネーズを塩やポン酢に変える、調理法を「揚げる」から「焼く」、「焼く」から「茹でる」や「煮る」に変えていくなど、少しずつでいいので、脂質少なめの食スタイルに体を慣らしていきましょう。

脂質の摂取量を減らすうえで、意外と見落としがちなのがサラダにかけるドレッシングです。市販のものは脂質が多く含まれ、カロリー量も増えてしまいがち。だからこそドレッシングは手作りするのがおすすめです。
その際、使用する油の質にもこだわりたいですね。

エネルギー代謝を高めるには良質な脂肪酸が不可欠。特に、魚介類に多く含まれるオメガ3脂肪酸は毎日摂取したいもの(エゴマ油やアマニ油にも含まれます)。また、MCTオイル(中鎖脂肪酸油)は、素早くエネルギーに変換されて体脂肪として蓄積されにくい油です。塩やポン酢に、オメガ3を含む油やMCTオイルを少量加えて、オリジナルのドレッシングを楽しむといいでしょう。
もちろん、ドレッシングに限らず、食事全般の「脂質の質」を見直すことが大切です。

続けやすいダイエット方法

噛む回数を増やす

噛む回数を増やすことで満腹感が得られ、食事量を自然と減らすことができます。目標として、一口ごとに10回多く噛むことを意識しましょう。
噛む回数を10回増やすだけで、体脂肪を2kg減らすことができます!食事をすると体がポカポカと温まるのを感じますが、それは食事誘発性熱産生と呼ばれる体の現象で、エネルギーの消費量が高まっている状態です。この食事誘発性熱産生は、食べ物を口に入れた時、しっかり噛むことでより高まり、エネルギー消費が増えると言われています。

また、噛むこと自体もカロリーを消費します。研究によると、1分間の咀嚼で約0.1〜0.2kcalのエネルギーを消費するとされています。例えば、1回の食事で10分間余分に噛むと、約1〜2kcalを追加で消費することになります。

さらに、ある研究では、1年間、毎日3食よく噛んで食べると、1万6425kcalを消費するという試算も示されています。これはよく噛むだけで体脂肪を約2kg分も減らすことができるという計算になります。

したがって、いつもより10回多く噛む回数を増やすことで、以下の効果が期待できます:

1. 食事誘発性熱産生の増加
2. 咀嚼自体によるカロリー消費
3. 満腹感の増加による食事量の自然な減少
4. 消化・吸収の促進

これらの効果が相まって、長期的には体脂肪の減少につながります。意識的に噛む回数を増やすことで、無理なくカロリー消費を増やし、健康的なダイエットを実現できるのです。

カロリーのバランスを保つ

食事計画を立てる際には、各食事でバランス良くこれらの栄養素を含む食品を組み合わせることが重要です。例えば、朝食にはタンパク質を多く含む卵やヨーグルトに加え、健康的な脂質を摂取できるアボカドを加えると良いでしょう。昼食や夕食では、鶏肉や魚介類のタンパク質源を主体に、野菜や全粒穀物を添えることで、バランスの良い食事を実現できます。
摂取カロリーを減らすだけでなく、運動を取り入れて消費カロリーを増やすことも考慮しましょう。

断食するより、1日「5〜6回」×「少量」の食事

ダイエットのために断食する人も多いですが、断食は強烈な空腹の反動で、猛烈な食欲を感じさせるのでおすすめしません。食事を長時間断つよりも、むしろ少量の食事で摂る回数を増やしたほうが結果的に空腹を感じづらく、効率的に栄養を摂取でき、脂肪がつきづらい体になります。

「高回数」の目安は5〜6回ですが、「そんなに食べると太る!」と思う人もいるでしょう。しかし、食事回数に「間食」も含めるとどうでしょう。多くの人が4食以上摂っているのではないでしょうか。間食も食事(栄養補給)と考えれば、内容を見直すきっかけにもなります。

間食における糖質と脂質の同時摂取を避けるだけでも、変化を感じるはず。甘いものが欲しいなら、洋菓子ではなく、脂質が少なく糖質メインの和菓子を選ぶ。できればプロテインバーやプロテインドリンクなど、タンパク質を積極的に摂っていきたいですね。

除脂肪食の実践例

朝食

スーパー大麦とオートミールを混ぜて炊いた粥にプロテインパウダーを混ぜ、ナッツ(アーモンドやウォールナッツなど)とフルーツ(イチゴやブルーベリーなど)をトッピングします。食物繊維が豊富で、タンパク質も十分に摂取できます。

昼食

鶏むね肉をグリルして、新鮮な野菜サラダと一緒に食べます。野菜サラダには、トマト、キュウリ、レタス、アボカドなどを使い、オリーブオイルやレモン汁でシンプルに味付けします。サラダにスーパー大麦を少量加えることで、食物繊維をプラスし、満腹感を高めます。

夕食

サーモンをオーブンで焼いて、蒸し野菜(ブロッコリー、人参、カリフラワーなど)とスーパー大麦入りの玄米を添えます。スーパー大麦と玄米を混ぜて炊くことで、より多くの食物繊維を摂取でき、血糖値の急上昇も抑えられます。

間食

1. ギリシャヨーグルトにスーパー大麦とシナモンをトッピング
2. ゆで卵とスーパー大麦入りのおにぎり(少量)
3. プロテインシェイクにスーパー大麦を少量混ぜる(食感が気になる場合は粉末状にしたものを使用)
4. スーパー大麦を使ったヘルシーなエナジーバー(自家製)

このように、各食事にスーパー大麦を取り入れることで、食物繊維の摂取量を増やし、より効果的な除脂肪食を実践することができます。スーパー大麦は様々な調理法で活用できるため、飽きずに継続的に摂取することが可能です。また、その高い食物繊維含有量により、満腹感を高め、血糖値の急上昇を抑制する効果も期待できます。​​​​​​​​​​​​​​​​



ダイエット成功のためのアドバイス

無理なく続けられる方法を見つける

ダイエットは継続が鍵です。無理なく続けられる方法を見つけることが重要です。除脂肪食は、多くの人が継続しやすい方法として非常に効果的です。

自分に合った方法をアレンジする

ライフスタイルの変化に応じてダイエット方法をアレンジすることも重要です。仕事や家庭環境の変化に対応できるよう、自分に合った方法を見つけてください。

コンビニ飯の活用

コンビニ飯でも賢く除脂肪ダイエットはできます。たとえばスーパー大麦入りおにぎりも売っているし、タンパク質を手軽に摂れるサラダチキンは、種類がいっぱいあって飽きずにずっと食べ続けられます。



まとめ

体脂肪を減らすためには、PFCバランスを考えた食事、食物繊維の摂取、噛む回数の増加、カロリーのバランスを保つことが重要です。さらに、除脂肪食の基本原則を取り入れることで、筋肉を維持しながら健康的に体脂肪を減らすことができます。

具体的には以下のポイントを意識しましょう:

1. 適切な摂取カロリーを把握し、PFCバランスを調整する
2. 1日5〜6回の少量の食事を心がける
3. スーパー大麦などの食物繊維を積極的に摂取する
4. 噛む回数を増やし、食事誘発性熱産生を高める
5. コンビニ食でも賢く選択し、除脂肪食を実践する

これらの方法を組み合わせることで、無理なく続けられるダイエット方法を見つけることができます。自分のライフスタイルに合わせてアレンジし、長期的な視点で健康的な体を目指しましょう。

体脂肪を減らすためのプロの方法を取り入れて、リバウンドしない健康的なダイエットを実践してください!継続は力なり。小さな努力の積み重ねが、大きな変化をもたらします。理想の体型に向けて、一歩ずつ前進していきましょう。​​​​​​​​​​​​​​​​

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