格闘空手道大会 大会規約
本大会は、青少年育成および武道・格闘技文化の発展を目的とし、参加者相互の技術交流とスポーツマンシップの向上を図るものである。
大会参加者、および指導者・保護者・関係者は、本規約のすべてを承諾のうえ参加するものとする。
武道理念にそぐわない行動、武道性を欠く言動、または大会運営の秩序・安全を損なうおそれがあると主催者が合理的に判断した場合、参加・継続参加をお断りする。
規約に反した選手・関係者には、注意・減点・失格・退場・出場停止などの処分を適用する。
第1条(目的)
- 青少年の健全育成
- 武道および格闘技文化の普及・発展
- 技術交流・相互研鑽の促進
- 心身の鍛錬およびスポーツマンシップの向上
第2条(主催・主管)
- 本大会の主催者は格闘空手道連盟とする。
- 主催者は、大会運営・規約の決定および変更に関する最終権限を有する。
第3条(参加資格)
① 一般的な参加条件
- 心身ともに健康で、医師から運動制限を受けていない者。
- 未成年者は保護者の同意を必要とする。
- 主催者が安全上または大会理念上、参加が不適切と合理的に判断した場合、参加を拒否できる。
- 暴力団その他の反社会的勢力、またはその関係者の参加は認めない。
② 頭部安全基準
- 試合出場歴に関する条件
大会前14日以内に、頭部への直接打撃・ノックダウンが認められる空道または他競技の試合に出場していないこと。 - ノックダウン・失神・事故歴に関する条件
大会前90日以内に、以下のいずれも該当しないこと。
(1) 試合・練習における頭部打撃によるノックダウン
(2) 投げ技による頭部衝撃を伴うノックダウン
(3) 絞め技による失神(瞬間的なものも含む)
(4) 頭部打撲を伴う事故(交通事故・転落・転倒等、原因不問) - 入院歴に関する条件
頭部打撃・打撲が原因で入院を要した場合、医師の診察・了承を得たうえで診断書を提出すること。 - 複数回ノックダウン時の試合停止措置
(1) 180日以内に2回以上ノックダウンがあった場合:120日間の試合停止(最後のノックダウンから起算)。
(2) 1年以内に3回ノックダウンがあった場合:150日間の試合停止。
(3) 試合停止期間後に参加を希望する者は、頭部CTスキャンを含む精密検査に合格し、医師の診察・承諾を得た診断書を提出すること。 - 重大既往症・感染症に関する条件
(1) 頭頸部・脳・脊椎(頸椎・胸椎・腰椎)・心臓等の重大部位において、後遺症の可能性を伴う疾病・障害・先天性奇形等の診断を受け治療中でないこと(既往症がないこと)。
(2) 血液感染の可能性がある疾患(HIV・ウイルス性肝炎等)、およびWHO等で極めて危険とされ入院・行動制限を求める感染症(エボラ出血熱・クリミア・コンゴ出血熱・痘瘡・南米出血熱・ペスト・狂犬病など)について、治療中またはキャリア疑いの診断を受けていないこと(完治を除く)。
(3) 四肢の骨・関節・腱・靱帯、感覚器を含む身体全般について、本大会の規定どおり試合を行った結果、後遺症が発生した場合でも主催者に補償責任がないことを承諾していること。
注記(ノックダウンの定義および特例)
本規約におけるノックダウンとは、意識喪失・記憶障害・頭痛・めまい・ふらつき・嘔吐などの脳震盪症状が認められた状態を指す。
上記規定に該当する場合でも、医師によるGRTP(段階的復帰プロトコル)完了、および“試合参加可能”の診断書が提出され、連盟が承認した場合には特例として参加が認められる場合がある。
第4条(競技ルール・安全防具)
- 競技ルールおよび安全防具の詳細は、別紙「競技ルール表」に定める。
- 階級分けは、身長(cm)+体重(kg)の合計(身体指数)により行う。
- 試合は立技・組技・寝技を含む(部門により制限あり)。
- 想定外の状況が発生した場合、審判長および大会本部が協議し適切に判断する。
- 競技ルールと本規約に矛盾が生じる場合、本規約を優先する。
第5条(選手服装・外見規定)
(1)道着
- 空手道着を着用すること(清潔で破損のないもの)キックルールは、別紙「競技ルール表」に定める。
- 袖まくりおよび肘が露出する短い袖は禁止。
- 道着内のTシャツは男子不可、女子は白色(ワンポイント可)。
- 刺繍は道場名・名前のみ可。装飾は禁止。
(2)刺青・タトゥー
- 刺青を有する者は白Tシャツを着用し、露出部は肌色テーピング等で覆う。
- 和彫りなど反社会勢力を連想させる図柄は大会本部が確認し、必要に応じて参加制限を行う。
- 受付時に必ず自己申告すること。
(3)頭髪・アクセサリー
- 髪の染色・脱色(茶髪・金髪等)、刈り込み模様は禁止。
- ピアス・アクセサリー・ミサンガ等は禁止。
- 長髪はゴムで束ね、スカーフ・バンダナは禁止。
- 爪は短く整え、つけ爪・ジェルネイル不可。
(4)テーピング
- 試合中のテーピング類(鼻腔拡張テープ含む)は原則禁止。
- 事前負傷のテーピングは医師の診断書が必要。
- 大会医師または医事委員の認定・検印を受けた場合のみ使用可。
第6条(審判・判定)
- 審判団は主審1名、副審2〜4名で構成する。
- 判定は公平性・安全性を最優先に行う。
- 試合中および直後の判定に対する抗議は受け付けない。
- 危険技・反則には注意・警告・減点・失格を適用する。
- 安全上重大な事案に限り、大会本部が確認を行う場合がある。
第7条(安全管理・医療)
- 参加者は既往症・ケガを事前に申告する義務がある。
- 主催者は救護体制を整え、応急処置を行う。
- 主催者が危険と判断した場合、試合中止・棄権を命ずることがある。
- 応急処置後の医療・治療費は参加者負担とする。
第8条(免責事項)
- 主催者は大会中の負傷・事故について応急処置以外の責任を負わない(主催者に故意または重大な過失がある場合を除く)。
- 会場内の盗難・紛失について責任を負わない。
- 天災・会場事情等の不可抗力による中止時、参加費は原則返金しない。
第9条(参加費・申込)
- 参加費は募集要項に定める。
- 申込後の返金は原則不可。
- 虚偽申告が確認された場合、出場資格を取り消す。
第10条(著作権・肖像権)
- 主催者は大会中の写真・映像を記録し、運営・広報・広告目的で使用できる。
- 参加者は主催者による使用に無償で同意する。
- 大会に関する著作物・映像・写真等の権利は主催者に帰属する。
第11条(禁止行為および処分)
以下の行為は禁止とし、違反者には注意・減点・失格・退場・出場禁止などの処分を行う。
- 対戦相手・関係者への暴言・侮辱・挑発・過度な応援。
- 保護者・指導者による過剰な叱責・体罰。
- プロ興行的な過度なパフォーマンス。
- 施設内外のルール違反。
- 刺青・タトゥーの露出。
- 審判・運営の指示に従わない行為。
- SNS等での誹謗中傷・風評被害を生む行為。
第12条(規約の変更)
主催者は必要に応じ、事前告知なく規約を変更できる。重大な変更は適切な方法で通知する。
第13条(準拠法および管轄)
本規約は日本国法に準拠する。
紛争が生じた場合、主催者所在地を管轄する裁判所を第一審の専属管轄とする。
附則
本規約は 2025年3月22日開催大会より適用する。








